学ぶとは、マネることである。

【レビュー】フォニックス<発音>トレーニングBOOK:英語圏の子供が習う発音方法「フォニックス」を学ぶ

      2020/09/29

英単語を正しく発音するための参考書です。英語圏の子供たちが小さい時に習う「フォニックス」のルールから86個を厳選して学びます。

フォニックス発音トレーニングBOOK

英語圏の子供たちが小さいときに習うつづりと音のルール

アルファベットには一定の読み方のルールがあります。英語圏の子供たちはその読み方を小さい時に学ぶことによって、聞いた音声を文字にして書くことができるようになります。英単語それぞれの読み方を覚える日本での英語学習のやり方と違い、フォニックスのルールを知ることにより、単語の読み方を予測できるようになります。

フォニックスルールによる発音の仕方
フォニックストレーニング_3S フォニックストレーニング_4S
ジュミック今井『フォニックス<発音>トレーニングBOOK』

英会話講師として10年勤務してきたジュミック今井氏の体験を元にして作られた参考書です。正しいフォニックスを学び、発音練習をして発音が上手になった生徒は、それまでよりも積極的になり英語力が伸びています。カタカナ発音から脱却してしっかりとした発音を身につけることが発音だけでなく、総合的な英語力アップにつながります。

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段階を踏んだ丁寧な解説

それぞれのルールごとに下準備、ツボ、急所を読んでどのように発音されるのかしっかり学ぶことができます。CDを真似してみようと思っても、発音の仕方が分からなければ、同じ音を出すのは難しいでしょう。一つひとつのフォニックスについての解説を丁寧に読んでから練習をすることできちんと音を身につけることができます。

ルール9 無声音「F f」の発音
フォニックストレーニング_6S
ジュミック今井『フォニックス<発音>トレーニングBOOK』

続いてCDでネイティブスピーカーの発音を聞きながら真似をして、発音練習をします。その次にはネイティブスピーカーの後に続いて発音をします。身の回りのでよく使われる単語なので実際に英会話でも使う頻度が高く、自信を持って英会話ができることにつながっていきます。単語の意味よりも発音に重点を置いて練習したいので、比較的優しい英単語を使うことが利点でもあります。

最後には早口ことばで発音練習の仕上げをします。早口言葉を言えるようになるためには、一つひとつの音をしっかり理解していないと、できないので絶好の発音練習です。このように段階的に発音の仕方を理解し、練習することで、きちんとした発音を自分のものにすることができる仕組みになっています。

チャプターの構成が学習者に優しい

「B」や「P」のように解説を読んですぐに真似できる簡単なフォニックスから始まり、比較的多くの日本人が苦手とする「R」の発音は最後のほうのチャプターで取り上げられています。

Rのついた母音の解説
フォニックストレーニング_1S フォニックストレーニング_2S
ジュミック今井『フォニックス<発音>トレーニングBOOK』

発音を苦手とする人が最初から挫けないように上手に構成されています。また、全体的に文字が大きめで挿絵が豊富にあるため、読みやすいように構成されているのが印象的です。最後には付録としてフォニックスカードがついているので、切り取ってフォニックスの練習カードとして使用することができます。

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まとめ

・英語圏の子供たちが小さい時に習うルールを学ぶ。
・効率の良い発音習得方法を解説。
・フォニックスのルールが段階的に説明されている。

●編集長からひとこと
初心者には意外と知られていない事実ですが、発音を学ぶ目的は、正しく通じる発音を身に付ける以外に、「リスニング力の向上」があります。正しい発音ができるようになると英語が聞き取りやすくなるので、リスニングに悩んでいる方にもお勧めです。

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