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リスニング学習をブーストする語学用プレーヤーを徹底比較!観点①:聴きたい箇所にすぐにアクセスできるか?

      2020/05/16

もくじ

観点①:聴きたい箇所にすぐにアクセスできるか?

リスニング学習では「自分が聞き取れていない箇所を何度も繰り返し聴いて聞き取りのコツをつかむ」ことが大切なので、聴きたいトラックにすぐにアクセスできることが再生機器として重要な要素となります。

語学学習機『SL-ES1』

従来のCDプレーヤーでは、例えば「50番目のトラック」にアクセスしたいとき、シークボタンを「50回」連続して押さなければならず、深いトラック番号の音声をすぐに再生することができませんでした。

音楽CDの場合はたいてい10~15トラック程度までしか収録されてないため、普通のCDプレーヤーでもさほど不便を感じないのですが、語学学習CDのトラック数は非常に多く、中には99トラックまでフル収録しているようなCDもあります。

したがって語学用の再生機器では、どのトラックからでも素早く再生できる「トラックのアクセス性」が重要となります。

10キーを使って再生トラック番号を指定できる(Panasonicサイトより)

この問題を解決するため、語学学習機『SL-ES1』にはトラック番号を指定する「10キーボタン」を搭載しています。聴きたいトラック番号を入力するだけで、指定したトラックの先頭からすぐに再生できるようになっています。

語学専用プレーヤー『まねっこ倶楽部』

一方で語学専用プレーヤー『まねっこ倶楽部』はPCソフトであるため、専用機器である語学学習機『SL-ES1』のような制約(液晶画面が小さい、物理的なボタンで操作する)はありません。

『まねっこ倶楽部』では、語学学習CDに含まれる音声データを音声ファイルとして抽出し、「チャプタ」という概念で管理します。このため、最初からWindowsのファイルを操作するようにトラック単位のアクセスを実現しています。

Windowsのファイル操作のようにトラック単位でのアクセスが可能

さらに『まねっこ倶楽部』では、トラック内のアクセス性まで踏み込んでいます。

語学学習CDでは、1トラックに多数の英文の発音が収録されているため、聴きたい英文にすぐに到達できるトラック内のアクセス性も重要です。通常のCDプレーヤーではトラック内の狙った位置から再生することはできません。

この問題を解決するため『まねっこ倶楽部』では、トラック内の音声データを波形表示した「音声タイムライン」機能を搭載しています。この「音声タイムライン」にセットするブックマーク単位で、トラック内を自由自在にアクセスできるようになっています。

音声タイムラインとブックマークでトラック内を自在にアクセス可能

※ブックマークはCDから音声データをハードディスクに抽出する際に自動的にセットされるため、自分でイチからセットする必要はありません。

まとめ

  • 語学学習機『SL-ES1』は、専用機器という制約がありながらも従来のCDプレーヤーのトラックアクセス性の問題を解決している。
  • 語学専用プレーヤー『まねっこ倶楽部』は、PCソフトである利点を生かして、トラック単位だけでなくトラック内のアクセス性まで高めている。

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観点②:リピーティング・シャドーイング向け機能

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