学ぶとは、マネることである。

【レビュー】マンガで攻略! TOEIC L&Rテスト 文法対策:著名TOEIC講師・濱崎潤之輔氏がマンガを通してTOEIC600点の攻略法を指南する中級者向け予想問題集

   

漫画でTOEIC文法問題攻略のコツを基礎から学びましょう。高校卒業程度の基本的な英文法をおさえるだけでもTOEIC600点は目指せます!

マンガで攻略! TOEICRL&Rテスト 文法対策

『マンガで攻略! TOEICRL&Rテスト 文法対策』は、漫画でわかりやすく英文法を学び、TOEICのスコアアップにつなげることを目的としています。初めてTOEICを受験される方はもちろん、久しく英語から離れていて基礎的な文法に自信がない方がTOEIC対策を始めるための参考書としてもおすすめです。

英語ができないと昇給なし!?

近年、英語を社内公用語にする企業や、TOEICのスコアを昇進や昇給の条件にする企業が増えているという話題をよく耳にするようになりました。英語をある程度理解でき、使える人材が、あらゆる業界で求められていることがうかがえます。

TOEICは英語力があっても高得点を取るのが難しい試験です。現在は業務で英語を使っていないという方も、将来必要になる可能性を考えて、少しずつTOEICのための学習を進めておけば、突然TOEICを受験しなければならない状況になっても慌てずに臨めます。

採用や昇格の条件として求められるTOEICスコアは企業や部署により異なりますが、十分な時間をかけて対策すれば、本書で目標としている600点を狙うことは、それほど難しくはないでしょう。TOEIC対策のはじめの一冊として、活用されてはいかがでしょうか。

TOEICの文法問題をマンガで攻略!

まずは、TOEICRL&R テストの全体像をつかみます。TOEICを初めて受験される方は目を通しておくといいでしょう。

取り上げているのはPart5の文法問題です。Part5でどのような問題が出題されるか、そしてその攻略テクニックについてまとめられていますので、確認しておくと学習をスムーズに進められます。

濱崎 潤之輔『マンガで攻略! TOEIC L&Rテスト 文法対策』

学習は漫画での解説から始まります。昇給の条件がTOEIC600点以上という会社員サヤカと、就職活動のためにTOEIC600点以上を目指す大学生ツバサが、TOEIC講師ハマーさん(著者の濱崎潤之輔氏)から学び成長していく、という物語です。ストーリーの中で上手く文法の解説が織り交ぜられているので、難しい文章を読むのが苦手な方でも楽しみながら取り組めます。

濱崎 潤之輔『マンガで攻略! TOEIC L&Rテスト 文法対策』

漫画でその章で学ぶことを理解したら、文法問題攻略のコツを細かく見ていきます。TOEICの例題を解きながら、解法のコツを学びましょう。重要事項がコンパクトにまとめられていますので、覚えやすく、復習もしやすいのがうれしいですね。

濱崎 潤之輔『マンガで攻略! TOEIC L&Rテスト 文法対策』

章の終わりには練習問題が掲載されています。学んだことをふまえて問題を解いたら、答え合わせをして解説までしっかり読みましょう。学んだことを実際の試験で生かすためには、なんとなく正解だった、不正解だった、で終わらせず、なぜその答えが正しいのか、間違いなのか、理由までしっかり理解しておくことが大切です。

濱崎 潤之輔『マンガで攻略! TOEIC L&Rテスト 文法対策』

ひととおり学習を終えたら、巻末の「実践テスト」で復習をします。各問題の解説にはどのページを参照すれば良いかが書かれていますので、理解が足りない箇所は戻って復習しておきましょう。

英文法の基礎を固めてスコアアップ!

難易度はやさしめですが、TOEICの問題を解きながら学んでいくスタイルになっていますので、中学卒業から高校卒業程度の英語力は必要です。「目的語には名詞が入る」「3人称単数にはsをつける」といった、ごく基本的な英文法があやふやな方が基礎をおさえることでスコアアップにつなげるための本と考えていただくといいかもしれません。

使われている例題は、実際のTOEIC問題よりやさしめという印象です。本書が取り組みやすいと感じる方は、文法を学んだら同じシリーズの『マンガで攻略! はじめてのTOEICテスト 全パート対策』でTOEIC対策を続けてみてはいかがでしょうか。
マンガで攻略! はじめてのTOEICRテスト 全パート対策

まとめ

  • 文法解説を交えた漫画でTOEICの文法問題を楽しく学べる。
  • 基本的な英文法に心配がある方におすすめ。
  • 英文法の基礎を固めてスコアアップを目指せる。
●編集長からひとこと
TOEIC600がざっくり高校卒業レベルとはいっても、もちろん単に高校を卒業しただけのひとが簡単に取れるスコアではありません。おおむね、難関~最難関大と呼ばれる大学の入学者が1年生のころに、特に何も対策せずにTOEICを受けると、600点前後となるようです。つまり、少なくとも難関大(具体的にはGMARCHや関関同立レベル)の英語で合格点を取れる程度の語彙力、文法力、読解力+リスニング力は最低限必要ということです。
尾形こま
早稲田大学第二文学部卒。英語が得意なフリーライター。旅行、グルメ、商品紹介など、多様なジャンルの記事執筆を請け負っている。読みやすい日本語文を作成する技量をもつ実力派。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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