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【レビュー】イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK:日本語にすると似たような意味になる英単語をどのように使い分けるのかを理解するための参考書

      2019/04/01

語源とイメージの力を借りて単語の使い分けがよくわかる、類義語のバイブルのような参考書です。ニュアンスの違いを理解する助けになります。

イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK

類義語(似ている単語)の違いを詳細に学べる

英語を学んでいると、似たような意味を持つ複数の英単語に出会うことがよくあります。「look」と「see」、どう違うのだろう?「listen」と「hear」は?…そんなふうに悩んだこと、ありませんか?そうした疑問にこたえてくれるのが、この『似ている英単語使い分けBOOK』です。

たとえば、「笑う」を意味する英語は「smile」「laugh」「giggle」…などさまざまな単語があげられます。その笑い方が「にっこりとほほえんだ」のか、「声をあげて笑った」のか、それとも「クスッと笑った」のかによって、ふさわしい英単語は違ってくるわけです。この本では、そうした疑問に対し非常にていねいに説明を試みています。

こうしたことは辞書でも可能ですが、個々の単語について辞書を引き、用例を読みこんで判断するのは手間も時間もかかります。この本では意味ごとに類義語をまとめて紹介し、そのエッセンスの部分を扱っていますので、語の比較・対照がしやすいというのが最大のメリットでしょう。

動詞・形容詞・名詞ごとに説明

この本は、2001年に発売された『似ている英単語使い分けBOOK』をもとに、既刊のシリーズをまとめたパーフェクト版です。動詞編、形容詞・副詞編、そして名詞編の3章構成で、合計127の項目について説明をしています。

各項目の冒頭で「適当な単語はどれでしょうか?」という例題がまず提示され、その後、それぞれの語句についてこまやかな説明が続きます。語句のイメージを表現したシンプルなイラストが使用されており、直観的にわかりやすいつくりになっています。説明を補足する例文も豊富ですし、コロケーション(単語どうしの適切な組み合わせ)についてもくわしく説明されています。読解はもちろん、英作文などアウトプットの際にも助けになることでしょう。また各項目に「語源ポイント」というコラムも挿入され、語源に関する豆知識も知ることができます。

シンプルなイラストで使い分け方が直感的に理解できるように工夫されている
清水 健二『イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK』

紹介されている単語は、come, goなどごく基本的なものから、英検準1級以上の難しい単語まで幅広く取り上げられています。基本的にやさしく書かれている本ですが、例文を読んで理解するためには、少なくとも中学英語修了程度、英検なら3級もしくは準2級くらいの力がほしいところです。

例文を読んで理解するには英検3級~準2級程度の力が必要
清水 健二『イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK』

また、とくに初級者を指導する立場にある人(教員・塾講師など)にはぜひ読んでいただきたい本です。たとえば生徒から「bigとlarge、どう違うのですか?」と聞かれたとしましょう。自分では使い分けのイメージがつかめていたとしても、誰かに教えるとなると、とっさに明確に言葉にするのが難しいことがあります。この本では、初級者にもわかるようかみ砕いた説明を用いていますので、きっと参考になるはず。辞書といっしょに手元に置いて、副読本のように使いたい本です。

まとめ

  • 似たような意味を持つ英単語の使い分けについて学べる本です。
  • ていねいな説明、豊富な例文と、シンプルで直観的なイラストが特徴。
  • 中学英語レベルをクリアした人や、指導する立場にある人におすすめです。

 - 英単語・熟語