学ぶとは、マネることである。

【Marikoの英語勉強帖】 Chapter.3 交渉相手は自分自身也 June.2018

   

女子大学生が日常生活と英語学習を両立させていく悪戦苦闘(笑)を赤裸々に書き連ねる「Marikoの英語勉強帖」。今回は苦手分野の勉強を習慣にするために結局どのような工夫をすることにしたのかについてお話します。

苦手意識のある医学英語論文の読解習慣

医学英語論文に対して私はどうしても進んで取り組めない性がありました。朝から夕方までずっと医学の勉強をして、実習をして、(※日本語ですけど…)大学から帰ってきてもレポートや次の日の予習をやっていたら結局一日中人体や病気のことばかり考えてしまっていて煮詰まった気分になってしまうのです。

それでもやはり!と折衷案で医療英語ニュースをアプリで読んでみたこともあったのですが、他の記事にはリスニングデータがあるのにこの手の分野は読み手も少ないのかなかなかリスニング版の配信がなく、損をした気分になり辞めてしまいました(苦笑)

ただ、将来を考えたら「読めない」よりは絶対読めた方がいいに決まっています。そこで、先月は「なぜ自分が医学英語論文にここまで取り組まないのか」(情けない!)を考えてみました。自分がもう一人の自分と交渉しているような気分です。

今回の私は「医学英語論文」ですが、みなさんの中にも「どうしてもこの分野の勉強ができない…」「この単語帳でいつも挫折する…、やらなきゃいけないのに!」という人もおられるはずです。そういう人に少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

自分が得意だったことに似ているところはないかを探してみる

色んな記事で書いていますが、私の推し単語帳はZ会出版の『話題別英単語 リンガメタリカ』です。

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

リンガメタリカは文系理系問わずさまざまな分野の導入・初歩的な学術的文章に大学入試で差がつく英単語を散りばめた構成になっています。そのリンガメタリカファンだったわけですから、内容の堅さには抵抗がありません。堅さへの抵抗が足かせになる場合もあると思いますが、少なくとも私には当てはまりにくそうです。

また、当時は1日2~3コマやっていたので、その程度の量を超えなければ続けやすいんじゃないかなと見当をつけました。これは医学英語論文に取り組む際の一回量を定めるのに役に立ちました。私には一回量が「文章全体」というのは少し荷が重くて、「abstract(要旨の段落)」を確実に読む、という方法が向いてそうだな、と思ったのはこういう訳です。

何が障壁になっているのかを考えてみる

内容に対するアレルギーも無ければ、量に対する見誤りも無い…。他に「続かない原因」を考えてみるといくつか「言い訳ポイント」が出てきました。

① 専門用語が出てくると辛い

専門用語が出てきても全てを分解して語源を辿れば推測できる!というわけではありません。ネットで調べても履歴として残るもののいちいち履歴を参照しないから、また分からなくなってまた調べるという悪循環にうんざりしていることに気が付きました。

対策としては、まず、宝の持ち腐れになっていた電子辞書の充電を満タンにして大学にも持っていくことにしました。理想は紙の辞書を持ち歩くことなのでしょうが、今はパソコンや他に持ち歩く本も多いのでこれが自分にとっては妥当です。意外とこれが効果的で、論文検索時に絶対必要な医療単語をささっと電子辞書で空き時間に調べておく、という新たな行動ができるようになりました。

② 現在おかれている環境との兼ね合い

また、私は大学で実習をしています。その実習中に調べる疾患が例えば「脳梗塞」だったとすれば、心筋梗塞についてばかり日中は調べたりレポートを書いていたりするので、例えば「見学で見た、神経系の別の疾患について」とか「脳梗塞に合併しやすい心臓以外に病変を主とする疾患について」とか、少し離れたものだけどあまり離れすぎていないテーマを選ぶことで、飽きと煩わしさのバランスをとることにしました。

苦手なものはとりあえず「毎日」じゃなくていいからやりたい時にやってみる

本当は「毎日1abstract」が理想ですが、これは「研修医の頃になって今よりも知識の蓄積が増えた時には最低でも達成したい」と目標を限りなく下げることにしました。

とりあえず先月は気が向いたら、という程度でやってみたところ先々月が0だったのに対して11個のabstractを読み込むことにこじつけました…!

調べた論文はPDFでもいいので自分の手元に残しておくと財産になるかもしれない、と考えてパソコン内に保存することにしました。来月はもう少し読み込めるように頑張りたいです。

先月の勉強成果と課題点

【成果】

  • TEDの視聴が習慣化しつつある。
  • 1日・1DUO・1sectionが定着してきた。
  • 医学英語論文のabstractにやっと手をつけることができた。

【課題点】

  • 結局気に入った英語ニュースアプリを見つけられなかった。(暫定1位がVOA Learning English)
  • 『DUO 3.0』のwriting練習をやりたい。
  • 前月よりも医学英語論文をたくさん読みたい。
諏訪部麻里子
国立大学医学部在学中。大学入試でセンター試験、二次試験をほぼ満点で通過した異次元級の英語力を持つ。医学の勉強のかたわら、さらなる高みを目指して英語の研鑽を積んでいる医学系女子。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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