学ぶとは、マネることである。

【レビュー】TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション 1000問ドリル:韓国の人気TOEIC講師「ユ・スヨン」氏のPART5語彙問題集

      2017/07/04

TOEICテストの語彙・熟語・コロケーションに特化した問題集です。『ユ・スヨンのブレイクスルー990』シリーズの第1作目となります。

ユ・スヨンのブレークスルー990 TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル

「ブレイクスルー990」とありますが、決して満点を目指す人だけを対象にしたものではなく、800点から900点以上を目指す中級者から上級者におすすめです。

PART 5でハイスコアを狙える圧倒的な問題数

前半がドリル編、後半がレクチャー編の2部構成になっています。タイトルの通り、この問題集の最大の売りはこれでもかと言わんばかりの豊富な問題数です。

ドリル編では見開き左側に設問が8題、右側にAnswer(解答)・Point・訳・語句が掲載されており、それが約250ページに渡って続きます。

約250ページにも渡る圧倒的に豊富な語彙問題
ユスヨン語彙問題_01 ユスヨン語彙問題_02
ユ・スヨン『TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション 1000問ドリル』

TOEICパート5の語彙問題に自信のある上級者は、すでに習得している問題や単語も多いため、全ての問題を数日かけて一気に解き終えることもできるでしょう。一方、中級者にとっては未知の語彙・熟語・コロケーションに数多く遭遇する可能性が高く、全ての問題を解き終えるまで多くの時間を要するかもしれません。

しかし、1回3分8問という問題構成のため、今日は何回目までと決めて少しずつ進めることができ、最後まで無理なく問題を解き終えられるようになっています。

ユ・スヨン氏独自の臨場感あふれる解説

後半のレクチャー編はドリル編の解説となっています。ドリル編だけでも解き終わるのが大変な量だけに、その上解説を読むとなると嫌気が差すという人もいるかもしれません。

ですが、ポイントとなる部分は大きな文字で表示されており、本試験まで時間が無いというときにはその部分だけを読み込むことも有効でしょう。

また、正答以外の選択肢の解説も充実しており、動詞が空欄に入る問題では、自動詞か他動詞かを識別するだけでなく、その派生形である名詞や形容詞など、他の品詞についても詳しく解説されています。

レクチャー編で間違った問題の文法知識を再チェックする
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ユ・スヨン『TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション 1000問ドリル』

解説の内容を隅々まで覚えるのは時間対効果があまり良くありませんので、設問の間違いの少ない学習者が900点以上を目指す場合に取り組むのが得策と言えるでしょう。

「マークシート」「自動復習ツール」などの付録も充実

巻末には「マークシート」、「自動復習ツール」、「索引」があり、さらにカバー折り返し部分には「解答中シート」と呼ばれるものまであります。「自動復習ツール」には、初回の学習日と問題番号を書くための空欄があり、さらに翌日から4週間後まで最大4回復習ができるように、日付を記入する空欄とチェックボックスも設けられています。

充実した付録の一つ「自動復習ツール」
ユスヨン語彙問題_05
ユ・スヨン『TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション 1000問ドリル』

解答中シートは、ドリル編の「Answer」と「Point」を隠すために用意されており、問題を解く際に解答が目に入る心配をする必要がありません。学習者が着実に実力を付けられること、そしてストレスなく問題に取り組むためにはどうすれば良いかという点を考慮の上、製作された優れた問題集と言えるでしょう。

まとめ

  • 数多くの問題演習を通じて、語彙の知識を養成できます。
  • 解説が非常に詳しく、高得点を目指す人に効果的です。
  • 「自動復習ツール」を使うことで、復習のし忘れを防ぐことができます。
dai
早稲田大学社会科学部卒。わずか1年7か月の自習でTOEIC650からTOEIC900に引き上げた。経済・金融系の翻訳者になることを目標に、日々『The Wall Street Journal』『The Financial Times』などの読解に勤しんでいる。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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