学ぶとは、マネることである。

翻訳者・Tomomiの『ニュース英語リスニング入門』

   

あなたは「ニュースを英語で聴いたり読んだりするなんて難しそう!」という先入観を持っていませんか?NHKやBBCなどの英語ニュースは、上手に活用すればこれほど英語力向上に役立つ素材はありません。

本記事では、TOEIC600点くらいの中級者から始められるお勧めの放送局や勉強方法についてご紹介いたします。

英語ニュースを自習に取り入れるメリットとは

そもそも、ニュースを英語学習に取り入れるメリットとは何でしょうか?

ニュースでは、決まりきった語彙が繰り返し出現します。重要な単語や表現ほど繰り返し使用されるので、毎日聞いていれば自然に実用的な語彙が定着していきます。

英語ニュースで頻出する語彙が増えていけば知らないトピックのニュースであっても、ある程度予測ができたり、理解することができたりします。これが、ニュース英語を自習に取り入れる大きなメリットです。

英語ニュース初心者に最適な放送局はどこか

英語ニュースが初めてであれば、断然「NHK WORLD」がお勧めです。
https://www.nhk.or.jp/nhkworld/

BBCやCNNなどの海外の放送局のニュースでは現地の話題が多いので、たとえ英語自体を聴きとれたとしても、背景知識の不足が原因で内容をよく理解できないことがあります。

この点NHKの英語ニュースであれば、日本の政治経済や事件、スポーツなど馴染みのある話題が多く取り上げられているため、背景知識が分からないという事態に陥ることが少なくなるのです。

NHKの英語ニュースに慣れたあとは?

NHKの英語ニュースを十分に聴きとれるようになったら、次は海外の放送局にチャレンジしてみましょう。海外の放送局でお勧めなのは、イギリス公共放送局の「BBC」です。
http://www.bbc.com/news

BBCのウェブサイトでは、政治・経済から健康、エンターテインメントまで様々なコンテンツが毎日更新されています。いくつかの記事は日本語版BBCのウェブサイトで日本語訳を読むことができるので、本当に英語ニュースを理解できたかどうかを判断できます。

BBCの動画は1分ほどの短いものが多いのが特徴です。BBCのウェブサイトを開くとトップ画面には政治や経済の重要なニュースが掲載されています。

英語ニュースは難しそうと思う学習者の多くは、この政治経済の難しいニュースを背景知識もないまま、いきなり英語で読んだり聴いたりしようとしているのではないでしょうか?背景知識がないニュースは、たとえ英語力が高かったとしても理解することは困難です。

このような方にお勧めしたいのは、興味があるジャンルや内容のニュースを選んで取り組むことです。例えば、EntertainmentやHealthのジャンルは海外のニュースであっても読みやすいでしょう。好きなテーマだとある程度の情報を知っているので、語彙力や英語力があまりなくても内容を理解するのが容易になります。

スマホアプリを活用して英語ニュースを日課にする

毎日、ニュースで英語学習することを日課にするためにはBBCのスマホアプリも活用しましょう。スマホアプリならスキマ時間にちょっとだけ開いて勉強することができます。

ウェブサイトよりも細かくジャンルが分けられているので、興味のある記事を見つけやすいという利点があります。VideoのところではOne-minute World News という動画が定期的に更新されています。

これは世界の主要なニュースを1分間にまとめたもので、ニュースが読まれるスピードは速めですが、映像があるので推測しやすく、全く理解できないということは避けられます。全てを理解できなくても、1分間映像を観ながら英語を聴くことでリスニング力が鍛えられていくでしょう。

Tomomi
関西外国語大学卒の実務翻訳者。TOEICスコア985を保有。ビジネス文書からWebサイトまで幅広い分野の翻訳を手掛けている。読む、書く、聞く、話すの各技能はすでにビジネスレベル。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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