学ぶとは、マネることである。

現役医学生・諏訪部麻里子が『高校生は英作文をどうやって勉強したらいいんですか?』という質問に答える

      2017/05/21

英作文の勉強の仕方が分からない…。

英作文の自学自習でなぜみんな困るのでしょうか。私が行きついた答えとしては「自分の回答がどのくらい良くてどこが間違っているのかがイマイチ分からない」ということです。

英作文用の問題集はたくさんありますが、自分の回答が問題集に記載されている解答例や誤答例と「全く同じ」であることはなかなかありません。また、解答例も作成者によって出来不出来がまちまちで、良い題材を集めている問題集であっても解答例の精度に関しては疑問が残る場合も時々あります。

加えて、その解答を丸覚えすれば、何のために自分が英作文をしたのか分からなくなってきます。英作文から逃げることのできない高校生のみなさんのために、今回は私が実践していた英作文の勉強法をお話します。

添削してくれる人を探そう!

英作文は添削してくれる人がいてナンボのものだと私は考えています。そして、英作文を得点源とするためにはたくさんの量を書いてそれを理解していく長丁場の作業を必要とします。というわけで、私は高2の春から英作文の練習を本格的に始めることにしました。

添削を見てもらう人のメインは高校の先生に決めました。高校の先生だと、毎日学校に行くのでその空き時間等を利用できますし、なにより塾と違ってお金がかかりません!(笑)

その先生はリーディングの授業を担当されていましたが、授業中に自分は英作文の方が本当は好きなんだ、と言われていたこと、自分たちが高2の時に赴任されてきたので他の生徒との争奪戦にまだなっていない時期だったこと(※徐々に人気な先生になっていかれましたが)、マメそうな先生だったことが決め手でした。

先生との英作文ライフは高3、浪人時代と続きましたが、「見てくれる先生がいる」ということは本当に心強かったです。受験を意識して他の先生にもチェックしていただいたこともありましたが、メインの先生を決めることで自分の悪いクセや良いところを先生が分析してくださり、とても有難かったです。

添削してもらいやすい、見直しやすい工夫

私は「とりあえず、実力テストや入試の問題に太刀打ちできる英作文が書けるようになりたい」と言って『阪大の英語 20ヵ年』『京大の英語 25ヵ年』などを添削してもらっていました。

阪大の英語20カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ) 京大の英語25カ年[第8版] (難関校過去問シリーズ)

その際利用していたのはルーズリーフです。

表面には問題を書くorコピーしてルーズリーフの上部に置き、その下に自分の英作文を書きます。この時文章は一行ごとに余白を残すことによって先生があとからコメントを書き込みやすいようにしていました。ノートにしなかったのは、ノートだと先生がその日のうちに添削して返せなければその日に練習ができなくなってしまうのに対し、ルーズリーフだと先生の都合によって自分の練習ペースを左右されなくて済むからです。

裏面には添削してもらって学んだことを生かしてもう一度自分で回答を作ったり、必要なフレーズや単語をまとめたりしていました。また、ルーズリーフだと、過去問の順番にも、自分の苦手な順番にも、とページの並び方をカスタマイズできることも魅力です。

私は実践力を鍛えたかったので、一回目の時はなるべく辞書は使わず(使った時は使ったとコメントを残しました。)、先生に10点満点で何点の英作文が書けているのか点もつけていただいていました。高校の先生を上手に頼ることでより精密な英作文が書けるようになりますよ!

●編集長からひとこと
学校に行っていない社会人で添削の先生を探しているなら「Lang-8(http://lang-8.com/)」というサイトがお勧めです。ネイティブスピーカーに無料で添削してもらえます(お返しにその人の日本語の作文を添削する必要があります)。ランゲージ・エクスチェンジの英作文版のようなサービスですね。素晴らしい時代になりました(笑)
諏訪部麻里子
国立大学医学部在学中。大学入試でセンター試験、二次試験をほぼ満点で通過した異次元級の英語力を持つ。医学の勉強のかたわら、さらなる高みを目指して英語の研鑽を積んでいる医学系女子。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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