学ぶとは、マネることである。

現役医学生・諏訪部麻里子が『小学生の娘にオールイングリッシュの教室に通わせると何か弊害が生じるのでしょうか?』という質問に答える

      2017/10/22

質問

小学校4年生の娘がいます。英語に興味があり、独学で英検5級の試験を受けたところなんとか受かりました。4級以上は独学では難しそうだと言うので、教室に通わせるつもりです。最近二つの教室に体験レッスンに行きました。

一つはオールイングリッシュのところ。日本語を話してはいけない決まりなので、わからないワードが出てきても質問できず大丈夫かな?と私は不安です。もう一つはレッスン中も日本語OKなところでした。

娘はどちらも気に入っているようなので、決め方がわかりません。オールイングリッシュの教室では何か弊害が生じる可能性がありますか?なければ、家から近いのでそちらに決めたいと思っています。

回答(諏訪部麻里子)

本当に困った時にストレスになるかもしれません。
オールイングリッシュの環境が絶対良い!とは個人的には感じないです。確かに
英語を半ば強制的に駆使する環境であったり、ネイティブの英語を聞き続ける環境であったりは非常に貴重なものです。

ただ、ひとくちに「オールイングリッシュ」と言っても、「英語しか喋ってはいけない」というきまりだけで実際は日本人教師の英語と日本人生徒の英語が飛び交う環境、というのであれば、せっかく受講料を払っているのにもったいない気がします。

英語が「正しく分かる講師」と英語が「正しく話せる講師」は違うので、その教室の環境がどうなのかきちんと見極める必要があります。

また、お子様の場合、「英検4級取得」を目下の目標とされているようですが、合格後はさらに上の級を目指すのでしょうか?「なんとか合格した」というのであれば、範囲を100%理解できていない可能性もあります。

その場合、「基礎基本から積み上げてくれる」「検定に強い」という教室の方が向いているかもしれません。文法や文章の構造など、どうしても質問しないと積み残してしまいそうな状況下で、オールイングリッシュだときちんと解決できないおそれがあります。

その際には「英語しか話してはいけない環境」が「質問しにくい環境」と仇となってしまうことがあります。今一度じっくり検討することをおすすめします。

諏訪部麻里子
国立大学医学部在学中。大学入試でセンター試験、二次試験をほぼ満点で通過した異次元級の英語力を持つ。医学の勉強のかたわら、さらなる高みを目指して英語の研鑽を積んでいる医学系女子。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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