学ぶとは、マネることである。

英語講師・Kanaが『来年小学生になる娘に通わせるべき英語教室は何が良いか?』という質問に答える

      2017/10/22

質問

最近、娘が英語を習いたいといい始めました。年齢は6才で、今は幼稚園の年長さんですがもうすぐ小学校に上がります。幼稚園のお友達は、英会話スクールに通っている子が多かったのですが、小学生は文法学習を中心とした英語塾に通っている子が多いようです。

これから娘が始める場合、どういった内容のスクールを選ぶのがいいのでしょうか。娘は家で歌で覚えられるようなフォニックスCDを繰り返し聞いていたので、発音はいい方だと思います。このまま会話力を伸ばすべきか、今後受けるであろう学校の授業のために読み書きの学習力を重視すべきか、教えてください。

回答(Kana)

お子さんは現在6歳、そして歌で覚えるフォニックスのCDが好きということでしたら、まずはそうしたアプローチのある教室を選ばれると良いでしょう。やはり本人の好きなことから始めるのが一番です。英語の音にじゅうぶん慣れたら、やがて絵本などを通して文字にも興味を持ち始めるでしょう。そこから徐々に文法学習へと橋渡ししていくほうが、スムーズに行きます。

小学校での英語活動では、歌やゲームを取り入れて、英語に親しみコミュニケーションの意欲を育てようというものが多いです。しかし中学に入ると急に文法学習のウェイトが高まるので、ギャップに戸惑うお子さんも少なくありません。

小学校中学年頃くらいからは、読み書きのスキルを意識しても良いでしょう。もちろん、たいがいの英語塾ではそうしたことも考慮したレッスンプランを用意しているはずですから、そのためにわざわざ「教室を変えねば……」と心配なさらなくても大丈夫です。

英語塾と一口に言っても内容や雰囲気はさまざまです。講師もネイティブと日本人とどちらがいいか、など悩まれる保護者さんも多いですが、どちらを選ばれてもそれぞれのメリットがあります。お子さんの場合は特に、直接担当する先生との相性が大切です。多くの教室で無料体験授業がありますから、実際のレッスンの様子を見学してみることをおすすめします。

回答者:Kana
お茶の水女子大学卒。中学生向けの民間の個別指導塾で英語講師として勤務している。英検1級、TOEICスコア910を保有している。
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回答(諏訪部麻里子)

将来像と本人の意欲と相談してください。
学校で必要な英語読み書き能力を先取りすれば、授業の理解の手助けになるでしょう。理論立てて勉強すれば頭の中が整理されますし、今からやればかなりリードすることができます。

反面、まだ当人のお子様もこれから小学生、6歳という若さです。文法などの「きまりごと」を理解したり単語を暗記したりする必要もあるので、今は楽しいと感じている「英語」に「面倒くさい」「楽しくない」とマイナスイメージを抱いてしまうおそれもあります。

今まで通り、英会話教室に通ったとして、順調にクラスアップしていけば、学校ではあまり教えてくれない発音・アクセント、スピーキング、リスニングが鍛えられます。

課外活動として英語のスピーチコンテストなどを目指すことも可能です。親友が中学の時に全国大会で入賞していましたが、とてもかっこよく生き生きしていたのを覚えています。同時に自分にそんな余裕は無かったなあと、子供の頃から英会話を続けていた友人を尊敬したものです。

ただ、あくまで現在の学校ではメインとして扱っていないので、読み書きのスキルは自分で頑張る必要があります。友人も読み書きスキルをないがしろにせず、別に勉強していました。ちなみに友人は文系でマスコミ志望だったので、将来を考えても有効なスキルとなっていたと思います。

回答者:諏訪部麻里子
国立大学現役医学生。大学受験でセンター試験、二次試験ともほぼ満点で通過した英語力を持つ。
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Kana
お茶の水女子大学卒。英検1級、TOEIC910を保有。現在、民間の中学生向け個別指導塾で英語講師として勤務している。確かな英語知識と学習経験に裏打ちされた、分かりやすく丁寧なレビュー記事・コラムが好評。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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