学ぶとは、マネることである。

会社で突然英語が必要になった社会人が、スピーキングのために正しい発音を身に付けるには

      2017/05/21

質問

入社してから10年間、一切英語が必要のない部署で仕事をしていました。もちろん、英語の勉強もしていませんでした。

ところが突然海外とのやり取りがテレビ会議、直接の折衝も含めたグローバル広報に異動となったため、メールまで英語が増えてきました。ヒヤリングは慣れてきましたがスピーキングに自分の発音に自信がないためなかなかうまく会話に入れません。

成人してから正しい発音を身に付けるにはどういった方法が良いのでしょうか?

回答(さかえ)

発音が苦手と感じていることには、2つの解決方法があります。

まずは日常の練習。これは頭で考えるよりも慣れることが大切です。日常の練習の前提として、発音記号を読んで「この記号の時はこのように口、舌、のど、鼻を使い発音する」ということがわかっていることも重要ですが、これは市販の発音について書かれた学習書などを参照しつつ練習することで対応できます。

ただ、発音記号の意味が分かるようになっても、発音記号を単語ごとに全部完璧に覚え、常に正しい発音をするなどということは手間ばかりかかってできるものではありません。

市販教材の付属CDや podcast などを利用して、
1. 正しい発音を聞き(リスニング)
2. それを真似して発音、リズムを身に付け(リピーティング・シャドーイング)
3. 繰り返し発音して体で覚えてしまいましょう。(音読)
このサイクルを繰り返し、自分の口から声として英語を生産するという練習を積んで、体で覚えることが遠回りに見えて最も効果的です。

二つ目は、実際に英語を話す場面では「多少の発音の間違いは気にしない」と開き直って委縮しないことも大切です。日本人が市販の書籍や学校の授業などで学んできた英語はその多くが「スタンダードなアメリカ英語」であって、アメリカ人の中にも発音がそれとは異なる人はたくさんいます。また、英語は世界中で話されていますが、国ごとでも発音の違いがあります。

例えばオーストラリア人は today を「トゥダイ」と発音する場合が多いですし、フランス人は after を「アフテル」としか発音できない人が多いです。言い方は乱暴かもしれませんが、委縮して英語を話さなくなることが最もいけません。後で間違ったかなと思ったり、話しているときにちょっと戸惑われたりしてもあまり気にし過ぎずに場数を踏んでいくことも大切です。

繰り返し練習を継続しながら、委縮せずに場数を踏むことで実際のビジネス現場でも練習と同じように発音できることが多くなります。このように小さいヒットを積み重ねていくことで自信がつくわけです。

回答(Hiro)

英語の発音の改善に関しては、まずは市販の発音用教材や英会話教室で正しい発音を練習しましょう。可能であれば日本人ではなく、英語を母語とする方とお話しするような機会をなるべく多く作り、自分の発音をチェックしてもらって必要に応じて修正していきましょう。英語を母語とする方に、修正して指導してもらうのが近道です。

また自分でできる対策としては、書店で売っている英語教材のCD等を繰り返し何度も聴いて、同じように発音できるように真似して練習するというのも有効です。すでにリスニングは慣れていらっしゃるということなので、上記のような手段でご自身が話される英語の音の確認及び、チェックすることをお勧めします。

もし英会話スクール等に通われ話す機会があるのであれば、間違いを気にせずにどんどん積極的に話されるのが良いでしょう。積極的に話せば、少しずつ自信にもつながりますし、間違いを修正するチャンスにもなると思います。

さかえ
上智大学法学部卒のビジネスマン。大学在学中は、純正日本人でありながら帰国子女率80%の上級英語クラスに所属していた。TIME誌、Newsweek誌は辞書なしで読解可能。愛読誌は『The Wall Street Journal』『The Economist』。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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