学ぶとは、マネることである。

ネイティブスピーカーと会話する際に発音の観点から気を付けたほうが良いポイント

      2016/07/05

ネイティブスピーカーに通じる発音を身に付けるには

ご相談内容

 英語の発音が悪く、ネイティブの方に何だか上手く英語が伝わりません。特に、RとLの発音が上手く出来ていないようで、毎回聞き返されてしまいます。

 TOEICのスコアは700程度で、英会話学校にも週1回通っています。正直、日本人なので完璧な英語が話せるとは思っていませんが、意思疎通が取れる程度の発音は身につけたいと思っています。ネイティブの方と会話する上で、発音の観点から気をつける必要があることを教えてほしいです。

アドバイス(さかえ)

 RとLの発音は、聞き分けることは比較的簡単ですが実際に発音するとなると難しいですよね。ネイティブと会話するうえでは、「日本語にない口や舌、鼻や息の使い方」の発音を重点的に練習されてみると効果が早く表れます。

 すでにご存知かとは思いますが、例えばRやLを使う単語ではrightもlightもカタカナ表記をすると「”ラ”イト」ですが、英語には日本語のように舌をはじいて発音する「ら、り、る、れ、ろ」の発音は基本的にはありません。

 文章だけで説明すると伝わりにくいと思いますので、詳しい解説や発音の仕方は英会話学校や発音教材で調べると良いと思いますが、Rは舌の奥を動かしつつ、lは舌先を上の歯茎につけながら発音します。いずれも舌を口の中ではじいて発音するような発音方法ではありません。

 このような日本語の発音方法とは異なる英語特有の発音方法を地味ですが子音レベルで、母音レベルで、そして代表的な単語で繰り返し発音練習することが大切です。

 勉強の一環として音読やシャドーイングなどをされている場合は、これらをする際にも意識をしつつ練習します。万一それまでカタカナ発音のようにしていた場合は、正しい発音を意識することで多少スピードが落ちても構いません。カタカナ英語で音読などの発音する勉強方法を続けると変な癖がついてしまう危険がありますから、多少スピードを落としても発音を意識しながら行いましょう。

 TOEIC700程度ということで語彙力などはあるものと思いますから、こういった英語特有の発音方法を身に付けることができれば、一気に会話も得意になるものと思います。

回答者:さかえ
上智大学法学部卒のビジネスマン。大学受験生時代に3か月半で英語の偏差値を40前後→70超に上げた実績がある。TIME誌、NewsWeek誌は辞書なしで読解可能なビジネス英語の達人。
詳しいプロフィール

アドバイス(堂本秋次)

 英語の発音について日本人が特に苦手とする発音として、sとshとth、そしてRとLの発音の使い分けがあるようです。発音に関する本としては「英語耳」を初めとして多く存在するため、発音を矯正したいと考える場合はそうした本を参照するのが良いかもしれません。

 その他英語を話す上で聞き取られにくくなってしまう理由として、イントネーションやアクセントの違いがあることが挙げられます。英語の場合、イントネーションとアクセントの存在が非常に顕著なのですが、日本語は、イントネーションやアクセントのアップダウンが比較的少ない言語です。そのため、「英語を話しているように聞こえない」ということがあり得ます。

 こうしたことを矯正するには、ネイティブの発音を聞いて、それを真似するところから始めるのが良いでしょう。映画や洋楽からで良いので、英語らしい”音”のアップダウンについて理解しましょう。

回答者:堂本秋次
実務翻訳者、プロマジシャン。英検1級、TOEICスコア930を保有する。言語学にも造詣が深い。
詳しいプロフィール

さかえ
上智大学法学部卒のビジネスマン。大学在学中は、純正日本人でありながら帰国子女率80%の上級英語クラスに所属していた。TIME誌、Newsweek誌は辞書なしで読解可能。愛読誌は『The Wall Street Journal』『The Economist』。 詳しいプロフィール / 記事一覧

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